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これは毎日私達の1個の体細胞中において遺伝子DNAは活性酸素で100万箇所傷付いているが、細胞周期を止めながら様々な修復酵素でその損傷を殆ど修復しており、どうしても修復しきれなかった細胞はアポトーシスなどを起こして破壊除去されているということを示しています。加齢や栄養不足に伴い、上記の遺伝子を修復する酵素が十分発現できず、さらには妊娠できないストレスで活性酸素が通常以上に生じていることが流産などを繰り返す患者さんに多いといえます。初期の胚発生段階でこのようなことが起こるため、途中で分割停止やら胚盤胞に到達できなかったり、途中で胎児が発生停止するのではないかと思われます。そのような微小な遺伝子の欠失や組み違えを修復するタンパク群が発現しやすいように、まずは十分なタンパクを摂取して、活性酸素を除くため抗酸化能の高いサプリを服用したり、笑ったり、生かされていることを感謝したり、Positive に物事を考えたりするのが有効な方法ではないでしょうか。ダメだと考えている人は、考えているようにダメになる可能性が高まるので、せっかく考えるなら良い方に考えましょう。