基準値とは?
一般的なこと
- 基準値は「採血した人々の集団の95%が当てはまる値」です。
- ある集団から20〜30人、多くても100人ぐらいの人たちから採血して得られた限られたデータから得られた値・統計的には平均値から±2SD(標準偏差)の下限値と上限値の間の値です。
- 基準値は検査方法、機器の種類、試薬の種類などによって、微妙に異なってきます。
- 基準とされる値も、文献によって多少異なっています。
大事な点
- この範囲にあるから健康だと保証できない範囲です。
- 保険診療の世界では、この範囲から逸脱しないと病気と認められません。
- すなわち、よほど悪くならないと病気と診断され保険適応にはならないのです。
- 疑い病名で検査はできますが、もっと確実性を上げたい場合、特殊な検査には多くは保険適応がありません。