スタッフ紹介
院長 出居 貞義(いでい さだよし)
生まれは栃木県佐野市の片田舎で、小学唱歌の「故郷(ふるさと)」にあるような子供時代を過ごしました。中学時代は郷里の中学廃校による学校統廃合問題で多感な時を過ごし、高校時代は地味な普通の高校生でした。浪人生活を経て信州大学医学部に入学しております。優柔不断な私は友人の誘いで空手部に入部してしまい、バラ色のキャンパスライフとは無縁で、ひたすら体力と胆力を鍛えておりました。今でも少々の無理は難無くこなせるのは、この時の賜と思っております。
信州大学医学部を卒業後は玉田太朗教授の自治医科大学産婦人科学教室に入局し、産科・婦人科・不妊症をローテートして研鑽を重ね、自分に合っている不妊症を専攻しました。不妊症研究班ではすばらしい師や先輩方に指導していただき、今でも大変幸せな人生を歩んできたと感謝しています。学位は「単一胚細胞の着床前診断」というテーマで授与されました。しかし、その後、形態良好胚でも13,18,21,X,Yの5ヶのプローブで胚の染色体異常を調べるとそれだけで30-40%の染色体異常があるという論文が出て、やる意義を失なってしまいました。
現在は子宮内膜炎の患者を腸内細菌叢の正常化や免疫を高めるサプリにて治療し、子宮鏡にて評価をして、着床障害を研究しております。また加齢とナイアシン低下の関係から不妊症の研究を進めています。ノーベル化学賞と平和賞を受け、アインシュタインと並び称されるライナス・ポーリング博士が1962年に唱え、金子雅俊先生がさらに発展させた採血検査にて栄養の過不足を評価する分子整合医学が大変役にたっています。ポーリング博士のことばを不妊治療に当てはめると「本来の栄養が入れば体全体の細胞が活性化され、生殖細胞もその妊孕性を相当回復することが可能である(もちろん限界はあります)」と言う事にもなります。難治性の不妊症の方や卵胞数が少ない方、高齢の方を喜んで迎え入れ、3か月ほどで効果が時間できる本質的な不妊治療を心がけています。
趣味は、ネットで未来の先端技術や、YouTube で経済や社会・公にされていない本当の歴史を学ぶことです。目下の玄米食や発酵食品である味噌汁や納豆による食事療法の大切さ、ナイアシン(ビタミンB3)によるサーチュイン遺伝子の活性化、それによる細胞分裂時の遺伝子異常の低下、ミトコンドリアを活性化することによるAMHや卵巣機能の回復、子宮内膜炎を抗生剤を使わずに自分の免疫力を高め、腸内環境を良くすることにより子宮内細菌叢の改善等に興味を燃やしております。健康管理は、運動は日常診療でカバーしながら、主に食事に気を付けています。たんぱく質を多く摂るように心がけ、炭水化物をカロリーが減らない程度に抑えながら玄米食、玄米発酵食品、総合ビタミン剤、土壌菌セットとTRU(NIAGEN:VitB3サプリ)にて疲れ知らずに過ごしています。
医師 柳 由紀 (やなぎ ゆき)
2019年1月より柳医師が診療に加わりました。
女性医師ご希望の方はスケジュールをご確認ください。
<Profile>
福島県立福島女子高等学校卒業
秋田大学医学部卒業
自治医科大学大学院修了(学位取得)
自治医科大学産科婦人科学講座助教
<資格>
日本産科婦人科学会専門医
日本生殖医学会生殖医療専門医
母体保護法指定医