体外受精ってなに?
子宮内膜症や長期不妊の他、卵管の通過性が良くない、精子の数が少ない、不妊の原因が判らないなど、従来の方法では妊娠しなかった方々のための治療法です。排卵誘発剤による卵胞刺激を行って排卵直前の卵子を採取しシャーレの中で受精させ分割した卵(胚)を子宮内に戻します。 余った受精卵は凍結保存が可能です。
体外受精の適応
- 卵管性不妊 卵管の閉鎖や狭窄、子宮内膜症、子宮外妊娠で摘出
- 男性不妊 乏精子症、精子無力症、精子奇形症
- 免疫性不妊 抗精子抗体陽性、
- 原因不明不妊 代謝障害(栄養状態不良)、原因が分からない長期不妊
体外受精で何が分かる?
体外受精は、以下の様な検査も加味しています。
- 受精障害が有るかどうか分かります。
- 受精卵の分割が途中で止まれば、栄養状態が悪い事が分かります。
- 精子がよくて受精しなければ、卵の未熟性があるかも